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NPO法人 すみだ在宅ホスピス緩和ケア連絡会あこも
 墨田区民・行政・医療・福祉・産業・マスコミなどが協力して、地域で緩和ケアが受けられるネットワークをつくり、がんになっても望めば誰でも最期まで家で過ごすことができるすみだのまちを創ることを目指しています。
在宅緩和ケア講座 第3回講演会 終了しました
11月25日に、すみだリバーサイドホールミニシアターにて、
墨田区在宅緩和ケア講座第3回「病院から地域へ -退院しても安心して家で過ごすために-」 宮本幸雄先生(東京都立墨東病院 外科部長) が開催され、47名の方が参加してくださいました。

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宮本先生は、次のようなお話をしてくださいました。

 がん治療と緩和ケアは両者が同時進行していくべきだが、
 既に治療法がなくなった患者に対して、病院として患者および家族に真実を伝え、
 どうするか対応しなければならない。
 
 病院における緩和ケアの現状は、スピリチュアルペインへの対応ができる病院が少ない、
 緩和ケアへの理解不足、退院させる時期が遅すぎて、在宅後すぐなくなる方が多い、
 退院時の病状や予後に対する説明不足などが問題視されている。
 
 病院の入院ベッド数は減少しており、今後高齢者の死者数が増加する。
 また、病院で最期を迎える割合は8割を超えているので、このままでは病院は大混乱する。
 そこで、病院から在宅医療へ移行させていく必要がある。

 在宅移行を阻む医者側の要因では、患者離れができない、患者に悪いニュースを伝えられない、
 患者とゆっくり話し合えない、患者の気持ちをうまく聞き出せない、がある。
 
 一方、患者側の要因では、主治医を見限ることができない、主治医に見放されたと思う、
 こんな状態で家にかえっても、一人暮らし、などが挙げられる。

 死にかたを選ぼう。場所は―住み慣れた自宅、がん専門病院、ホスピス、
 最期までの時間―ぎりぎりまで治療、点滴するか、親しい人達やペットとともに、
 好きなもの食べ、お酒も飲んで。

 患者さんがどの道を選ぼうとも尊重されなければなりませんが、現在の在宅ホスピス医療は、
 病院に入院しているのとほとんど同じ医療が受けられる。

 「自分の人生を終えるとき、自分らしく最期まで、人としての誇りをもって生きられるといいですね。
  まず、主治医・担当ナースに“家に帰りたい”と伝えてみましょう。」

宮本先生、ご参加くださった皆様に感謝申し上げます。
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